こんにちは、ストーリーガチャに2万円課金してシトナイを召喚できて心穏やかなポンです。
先日、FGOで2部5章後編「星間都市山脈オリュンポス」がリリースされました。前回の前編である「神代巨神海洋アトランティ」から4か月ぶりのリリース、ついにクリプターのリーダーであるキリシュタリア・ヴォーダイムとの直接対決のストーリーで、2部における話の核心である「異星の神」やその目的について迫るストーリーが語られると楽しみにしつつ臨みました。
今回のストーリーを読んでの自分の感想を結論から言いますと、マジで過去最高レベルの内容でした。キリシュタリア大好き人間になってしまった…。
5章の中で自分が特に気になった部分について、またこれらの情報からどんな展開が予想されるのかまとめたいと思いというか自分のただ脳内にぐちゃぐちゃなってるクソでか感情と考察をまとめるためにブログを今回書こうと思いました。
ここからネタバレーーーーー
まず、今回の異聞帯の世界について。
これまでの異聞帯もなかなかヤバめの世界でしたが今回の異聞帯の世界は「ギリシャの神々が現代まで生き残り、その加護によって不老不死を得た民が暮らしている世界」です。
神様が実際に世界を支配している世界というのはこれまでの異聞帯でもあり、理不尽に殺されたり消されたり数を管理されたりして人間たちは大概家畜みたいな扱いを受けてきましたが今回はなんと不老不死。
年を取りませんし死にません。もちろん病にもならないし争いも起こりません。そして、なんといっても文明レベルが現代以上。明らかに汎人類史の上位互換のような世界でした。
不老不死、ええやん、、、、
って大概の人は思うんですけどそうじゃない人たちもいるようで。
そこに住まう人たちは1万年以上姿が変わらないまま過ごしてきたらしく、子供は子供のまま成長できないことが我慢できない、今日とは違う明日が欲しいと言ってレジスタンスである双子二人がカルデアに協力してくれました。
そしてなんと、この双子がとんでも美形、アデーレちゃんがかわいい!!
序盤にできて以来(たぶん)出てこなかった傷ついたアデーレちゃんの立ち絵差分も良い。
…ふつくしい。
アニメ化して動いて欲しい。声もついて欲しい(浅ましいオタク)。
アデーレちゃんの実装ないですかね、ないですね、はい。
そしてこの世界を統治するオリュンポスの神々、彼らの正体が「外宇宙からこの地球に飛来した機械生命体」とのこと。いや、トランスフォーマーやんけ。
つまり今回の相手は宇宙を渡り歩き、人間に不老不死を与えることができるオーバーテクノロジーの化身を倒さなくてはならないというものです。いや、無理ゲー。
死なないサーヴァントレベルの兵団が無限に襲ってくるとか普通に考えてそれだけで勝てん。
そんな、今回も絶体絶命なカルデア一行ですがゴッフ新所長のクロワッサンと神姫エウロペおばあちゃま鍛冶神ヘファイストスなどや様々な人たちの力でなんとか今回も異聞帯を攻略しました。
その中でのキーアイテムはやっぱりブラックバレル。
アトラス院が持つ七大兵器の一つ(残り6個は知らない)。
物質の寿命、この宇宙に終わりがある限り、『終わり』を持たないものは存在しない。つまり、あらゆるものには存在に限度があるので、対象が活動停止するまでの魔力を観測しそれをぶつけるというもの(自分で書いててもよくわからない)。
簡単に言うと、これを撃たれた相手は死にます。
プレイ当時は「はーつっよ」としか思ってなかったけど、ストーリーの後半にアルティメット・ワンという単語が聞こえてきて、それを改めて調べていた時に偶然このブラックバレルについての内容に行きつきました。
おそらく初出は鋼の大地で、メルブラではシオンがレプリカを使用していたとのこと。ここに関してはソルフの記事の方が詳しく載ってる。
…鋼の大地読むのに諭吉(青本のお値段)飛ばさなきゃないんだけど、なんか他にありませんかね?
あとは、キリシュタリアね。
時計塔天体科の次期ロードを約束された天才。オリュンポス異聞帯にて現存する神である全知全能の神ゼウスを人の身で一度倒した男。
とんでもなさすぎる。
クリプターは全部で7人いますが「異星の神」から唯一直接救われた存在、他のクリプターはキリシュタリアの善意によってオマケで救われたにすぎない、つまりこの地球漂白化や異星の神等まだまだ謎が多いこの事件の核心に迫る存在。
何をもって他のクリプターを何度も死ぬような苦しみを味わってでも救ったのか、何を持って人理再編を行っているのか、本当の目的は何なのか。
物語の中でもカドックがかなり探りを入れていましたが、あれだけ何でもできるやつが裏の顔を出さなければ怪しく思ってしまうよね。
まずキリシュタリアの目的は、空想樹を利用してすべての人々を神の領域まで引き上げること。現存の人類では真に平和な世界を作り出すための正解に行き着けないと悟り、魂のレベルを上げることによってその答えにたどり着く存在に進化させるというのがキリシュタリアの本当の目的で異星の神をこの世界に降臨させる気などさらさらなかったとのこと。
やっぱ、天才というか、考え方がゲーティアほど乱暴ではないけど超越者のそれよりだよね。
そして、明らかにオマケ扱いの他のクリプターに対して「自分を含め、クリプターは対等の立場だから各々頑張っていこうね」って話してたけど、こんな天才様が俺たちみんな一緒だよとか言われたら絶対なんか企んでると思うじゃんね。厳ついヤンキーに「俺たち友達だよなぁ?」と言われてるようなもの。
しかし、このキリシュタリア・ヴォーダイムという男、ガチの本心でこれを口走っていた。クリプターに対してかなり友好的に話してたけど本当の本当にそう思っていたっていうのがマジで驚きだった。
「カドック、異聞帯ダメになったけど君が生きていてよかったよ」って言ったときは世辞でもなんでもなく「生きててよかった」て思っていたのだ。
…なんだ、良いやつじゃねえか。
型月のテンプレとして、エリートはとてもじゃないけどまともな死に方はしないという法則がある(らしい)。オルガマリー然り、ケイネス先生然り、まあ酷いものだ。
自分はこのキリシュタリアも同じ末路を辿るものだと思っていた。実際、2部のOPでのキリシュタリアのこの顔
紛うことなき噛ませ臭。
そんな彼も昔は自分の才能に自信満々の意識高い系のテンプレエリートだったけど、父親に殺されかけた際にある少年が命を賭してキリシュタリアを助けてくれたという経験から、自分の生き方というものを定めた結果「超有能なめちゃくちゃ良いやつ」という最強の存在が誕生したのである。
天気がいい日はお昼寝もするし、つまらない冗談も言うし、気配りできるし、ノリはいいし、かわいいかよ…。
マジで、許さんからなベリル。
あとは、異聞帯のターニングポイントと言われていた第2の大戦「白きマキア」ですね。
これなんですけど、出てきた瞬間めちゃくちゃテンション上がりましたね。
Fateの作品あまり追いかけ切れてない自分として他作品で出てきた設定がポッと出てきた経験が少なかったのでやっと味わえたと感じました。古参勢はブラックバレルでめちゃくちゃテンション上がってそう。
これはEXTELLAで触れられた部分で、ゼウスが言ってましたがこの白い巨人はセファールという存在で英霊アルテラの大元にあたるものです。
あまり話すとネタバレになるかもしれない(そもそもEXTELLA今やってないでこれからやる気のある人がいるかは怪しい))のでさらっとだけ話します。
このセファールっていうでっかいアルテラが先史文明(おそらくアトランティス)を破壊し、神々もあらがったが悉く負けてしまいます。その際、軍神マルスが奮闘するのですがあえなく破れてしまいその時にアルテラはマルスの剣(3色ボールペン)を手に入れます。
もうどうしようもなくなってしまった時に星の祈りを集めた聖剣を持ったものによって倒されて一件落着。その後、セファールがどのようにしてアルテラとして生きて英霊として座に刻まれたのかはEXTELLAぜひやってみてください。アルテラもロリテラめっちゃ可愛いから…。
CCCはまだやれてない
まあ、そんなこんなで本来ならセファールにやられるはずだった神々がやられなかったのがこの異聞帯のターニングポイントになったというわけです。
何やら神々が合体して倒したとのことで、合体した姿を見てみたかったね。
あとは満を持しての千子村正の登場。
衛宮士郎の疑似サーヴァント、下総の時ではセイバーだったけど今回はアルターエゴとしての現界。敵だけど悪者になり切れてない感じがえいねとなった。
あと、言峰と士郎が共闘してるのってなんかアツくね?
早く実装して。
あとは人類悪の正体も同時に2体発覚しました。
アルターエゴのサーヴァントとして異星の使徒だとミスリードを誘っていたタマモヴィッチ・コヤンスカヤ。現在I~IVまでのビーストが発覚していて、後に書きますが異星の神がビーストVIIだと発覚し、ビーストVIはおそらく666の獣なので消去法的にビーストVだと思われます。
玉藻御前のオリジナルがビースト適性があるのは前々から言われてたのでやっぱりかって感じでしたね。
そして、大本命ビーストVII。ビーストIであるゲーティアが現界したことによって連鎖的に呼び出されることが決定した人類悪の最後の存在。いわゆるラスボスが異星の神と同一存在であることが今回の話で明らかになりました。
その正体はーー
いや、草
最近、オルガマリーに関して不吉な情報が度々出てきていたので何かはあると思っていたけどこの露骨な登場は笑ってしまった。
これをみた藤丸一行も
???「何やってんだよ、団長!!!!」
オルガマリー・イツカさんが1部序章ぶりの出番。
しかし、みんなお口あんぐり。
マシュもかなり混乱していました。かわいそう。
満を持して出てきた感じでしたがキリシュタリアがシリウスライトを使って即迎撃したのであまりどういった存在だったのかはわかりませんが再び所長があっさり退場しないかだけが心配ですね。
ここからは、今後の展開について現状出てる情報をまとめて少し考察を交えて書いていきたいと思います。
まず、物語の終盤に言峰が口走ったアルティメット・ワン。
これも鋼の大地や月姫に少し出てきた設定で、このアルティメット・ワンが地球にやってくるのはもっと未来なので、現代にうっかりやってきたのはORTと言われる型月キャラ最強とうたわれているものですね。(鋼の大地も月姫もほぼ未履修なのでにわか知識)
確か、南米で今眠りについているはずですが現在南米にはデイビット・ゼム・ヴォイドが管理している異聞帯が存在しているのでここで十中八九出てくると考えられます。
ここでもやはりブラックバレルが活躍すると思いますが、絶対にぐだがやばくなるのは目に見えてますね。
最も情報が少ないロストベルトですが、第七異聞帯はやはり一番苛烈な戦いになりそうですね。
そして、キリシュタリアの仇、ベリル・ガットが管理する次の異聞帯について。
場所的にはブリテン、第六特異点でもありアーサー王のいた地であると考えられます。名前にも円卓領域ってあったし。
ここの特異点に関してまず明らかになっている情報は
・ゼウス以上の異聞帯の王様がいる(ベリルが従っている)。
・妖精がいる(ベリルが裏切った、他異聞帯にロンゴミニアドを放つ)。
・アルビオンが生きている。
これだけでもやばそう。
そして自分が個人的に気になっている要素がピクト人です。
ピクト人は円卓の騎士たちがかつて追い返した民族で、モードレッド曰く映画に出てくるエイリアンに似ている言っており、スパルタクスをみてピクト人じみた大男と言及してました。
また、ストーリーでは登場してませんが、カエサルの強化クエストにだけ登場したピクトウォーリアというエネミーが登場しています。
こいつらがまだ本登場していないことを考えると、今後の異聞帯で登場する可能性は大いにあると思います。(竹箒によると第六特異点で出る予定だったらしいが間に合わなくて没になったとか)
また、このピクト人には王様が存在します。
これはStrange Fakeで言及されたらしいですが(未履修)、真バーサーカーの暴れている姿の類似物として「水晶洞窟の大蜘蛛(ORT)」「ブリテンの呪い猫(キャスパリーグ)」「巨人族(スルト?)」に並べて「ピクト人の王様」が挙げられました。
ビーストIVやアルティメット・ワンと同等の力を持つとすればゼウスより強いと言われても頷けます。
また、本当にピクト人が地球外生命体であった場合、エクスカリバーの「地球の敵に対して真価を発揮する」という設定が生きてきます。先ほど記述した神々を一方的に蹂躙する地球の侵略者セファールを一蹴するほどの力をエクスカリバーが発揮することになるのでこの第六異聞帯で出てきたらかなりアツイ展開になりそうだなと思っています。
こんだけ語っておいてピクト人のピの字も出なかったら笑ってください。出てきたら褒めてください。
あと最後に、巷で話題の6章のバナーの下にある謎の黒い点。
まあこれは、リンボが出てくるんだろうなって(そりゃそう)。
5.5部やるってことになったら他のアルターエゴもそれぞれ異聞帯とは別にストーリーをやる感じになるんでしょうかね?
取り敢えず書きたかったことはこんな感じです。
FGOのドームfesが当たってしまったので楽しみだけどやるんかね?
コロナ許すまじ。