シティリーグ反省文

 こんにちは、プレミゴミ太郎です。

 先日、シーガル泉中央店にて開催されたシティリーグシーズン6に参加しました。

 自分のプレイヤーランキングがシーズン5を終えた時点で237位とJCS優先権獲得圏内である200位以内に絶妙に届かないところであったので何としてもCSPを獲得してJCSへの切符を手に入れるべく臨みました。

 

 結果から申し上げますと、2勝3敗予選落ち。トナメどころか負け越しの大惨敗。

 ポケカを長くやっていればわかりますが勝つ時もあれば負ける時もある。引きのかみ合い、母数が少ない不利マッチをやたら引く、リセスタで虚無ハンド、様々な理由や要因はありますが負ける日はどうやったって負けてしまいます。

 しかし、今回のこの結果は全くと言っていいほどどうしようもないものではありませんでした。完全なる実力不足、自分の地力の低さからの負けでした。

 

 “プレミ”

 

どこかで聞いた言葉で

「世の中正解はないが、明確な間違いはある」

というのがあって、めっちゃポケカやなってなった。

 そしてその明確な間違いというのがプレミである。今回のシティリーグでプレミで勝てそうな試合を逃してしまいました。

 しかも、ただ負けるのではなく勝ち筋を逃してしまったために決着するターンがズルズル長引いてしまったが故に時間切れでの両者敗北。一番やってはいけない負け方をかましてしまいました。本当にゴミ太郎。

 

 そんなお粗末をさらしてしまった今回のシティリーグの振り返りをしながら今回負けてしまった要因を洗い出していき、今後このような悲しみを背負わないように戒めるべく書き綴っていきたいと思います。

 

 

●デッキ選択

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 今回使用したのはオリジンパルキアVSTARデッキでした。理由としては単純に現環境において最もパワーが高いカードであると感じたためです。

 2エネで最大260ダメージとクイックシューターやこだわりベルトを駆使することによってVSTARやVmaxをワンパンできるほどの火力を連続使用できる。スターポータルによるアタッカー準備の安定性とかがやくゲッコウガを起動して90ダメージを2体に与える絡め手も兼ね備えています。

 下手なメタデッキであればちょっと序盤に展開が遅れただけで盤面を崩壊させてそのパワーで押し切ってしまいます。

 また、序盤に展開が多少遅れても、HP280でありながらサイドを2枚しか取られない高耐久、雪道ツツジと魔法の言葉を唱えることで相手の動きを大きく鈍らせて盤面を覆す術も持っています。

 こんななんでもござれなデッキ、使わない理由がありません。

 

 また、現在パルキアにおいてカイ多めの構築とVIPパス多めの2種類の構築を目にします。自分はVIPパス多めの構築を今回使用しました。

 理由としては、パルキアは先攻を取った方が有利となるのが一般的なので、じゃんけんに勝って先攻の時に来た方が嬉しいのはカイよりもVIPパスだからです。先攻でカイが来てもポケモンを並べられず、そこで出遅れてしまうと後攻にしっかり盤面を作られてしまった場合に有利不利が逆転してしまうのでVIPパス多投型を選択しました。

 

 今回シティリーグでこのデッキを使うに当たってずっと不安に思っていたことがありました。初動の安定性の歪さです。

 序盤にメッソンやパルキアを展開してエネルギーを出来たらそれ以降の試合展開はほぼ一方的なまでになるほどだと思います。

 しかし、メッソンを出せない、パルキアを出せない、手張りができない、ポケモンもエネもあるが次のターンにうらこうさくにつながる手段がないなどの状況に陥ると後手の相手がしっかり展開してしまった場合先攻後攻は簡単に入れ替わってしまいます。

 このような事故はどのデッキにでもありえる事象ではありますが、自分の感覚としてこの序盤の動きの歪さを他のデッキよりもより顕著に感じていました。

原因として考えられるのは

 

①アタッカーが進化ポケモンしかいないこと。

②従来のデッキに比べ極端にドローサポートが少ない。

 

かなと感じています。

 

 上記で上げた要因の中で全てを満たさなければいけないわけではなく、どちらか1つをある程度クリアすることで自分の感じている違和感を解消できるのではないこと考えています。

 

 自分が今まで使ってきたうらこうさく軸のデッキとしてれんげきウーラオスとはくばバドレックスを例にあげて考察していきたいと思います。アルセウスに関してはスターバース、トリニティノヴァ、チェレンの気配りなど他のポケモンでは真似できないインチキ手段をたくさん持っているため例外とします。

 

 まず①について、れんげきウーラオスやはくばスイクンのデッキにおいてはガラルサンダーVやスイクンVがたねポケモンでありながらある程度の火力を出せるアタッカーとして活躍していました。

 また、ウーラオスVやはくばバドレックスVも状況によっては先攻2ターン目でひゃくれつラッシュやブリザードランスで攻撃をすることも可能でしたし、1エネでわずかではありますがダメージを出すことができたため次につなげる攻撃をすることが可能でした。

 

 パルキアVもはくばバドレックス同様3エネで技を使用できますがメロンが1枚しか採用されていないためバドレックスに比べほぼ使用できないものであると考えています。また、エネルギーの供給に関してもパルキアVSTARのスターポータルに依存している部分があるため余計進化できないと何もできない状況に陥りやすいです。

 

 そのためパルキアデッキは例に挙げたデッキに比べ前の番に盤面にパルキアVが置けなかった場合においてできることがほとんどなく、「1ターン目に必ずパルキアVを置かなければならない」という条件が縛りついてしまっている気がします。そのため、従来のうらこうさくデッキとは異なりVIPパスというパルキアにタッチできるカードが採用されているのかなと感じました。

 

 次に②についてですが、メロンまでドローサポートとして考えたとしてもパルキアデッキには2ターン目以降に使用できるドローサポートが4枚しかありません。れんげきウーラオスやはくばバドレックスに関してはだいたい5~6枚程度、自分の動きを通すために必要なカードを引き込むサポートとしてキバナもカウントするなら7枚ほど採用されています。

 パルキアは先程話した通り序盤にたねポケモンを展開しつつ、かつ、次の番に必要なカードを引くための手段を手札に抱えていなければいけません。サポートの枚数が減るということは次の番にカードを引く手段を初動に抱えている確率を下げてしまうことを示します。

 また、うらこうさく軸のデッキにおいて、うらこうさくでドローサポートを持ってくるよりドローサポートを使用してから足りないカードをうらこうさくで補っていくのが強力であると思っていますがこの採用枚数ではほとんどその動きはできません。

 しかし、このサポートの採用枚数は現在のうらこうさくデッキに置いてわりとメジャーな構築であると思います。

 なぜ、このような変化が生まれたのか考えた時、1つの要因としてツツジの登場によるものだと考えました。

 ツツジは序盤においては使用することのできないカードでありますが終盤においては非常に強力なサポートになります。それ故に最初の手札に来た際にキープしながらプレイするのが非常に難しいため、現在ではともだちてちょうと合わせての採用されているのをよく見かけます。このともだちてちょうというカードを採用することが1つサポートの現物枚数が減っていることの理由だと思います。

 ツツジは従来のリセットスタンプの枠に入るカードだと捉えれば問題ないですが、ともだちてちょうという序盤に使用できないカードがサポートの枠を明らかに埋めていること、ともだちてちょうによりサポートを戻せるという理由から現物サポートの採用枚数が少なくなってしまいがちなことが序盤の展開の安定性を下げている可能性として考えました。

 そもそも、なぜ現在のうらこうさくのサポートの構築枚数が採用されるようになったのか遡ってみると、1番最初に使われたのはうらこうさくアルセウスというデッキからだと思います。アルセウスVSTARというカードは特性のスターバースやトリニティノヴァなど、盤面を作り上げる安定性が非常に高く、そこにうらこうさくも相まって再現性が非常に高いデッキであると思います。また、キャプチャーエネルギーに対応しているためVIPパスを使用しなくとも展開できる手段を持っていたり、チェレンの気配りによってダメージを回復して初動の遅れを取り戻す手段があります。

 このように、初動の安定性と仮に出遅れた際でも挽回できるアルセウスというカードだからできた構築であって、パルキアというカードの性質ではこの構築は限界があるのではないかと今更ながらですが疑問を抱きました。

 

 

 なら何故、安定しないと感じているパルキアを握ったのかという話なのですけど、やはり動きだした時のパルキアのパワーは無視できないほど強力だったからです。明らかにパルキアが多い環境でパルキアに優位に立ちながら他のデッキとも渡り合えるデッキが思いつかず、それならパルキア握るしかないなぁの心持ちでした。

 正直、上でつらつらとパルキアデッキのことを語っていますがこの反省文を書くまでここまで明確に初動の違和感について考えていなかったのでもっとちゃんと考えてデッキと向き合うべきでした。

 パルキアは今後とも環境に残るポケモンだと思うので、今回の所感を踏まえてまたデッキを見つめ直そうと思います。

 

●当日のマッチアップ

 ここからは当日の試合の反省点を振り返りたいと思います。なんなら構築なんかよりもこっちが本命。

 

・1戦目 うらこうさく白馬アルセウス ◯ (先攻)

①メッソンスタートで後ろにパルキアVでパルキアにエネを手張りして番終わり。相手はメッソンスタートで後ろにアルセウスとメッソン置いてアルセウスにおおきなお守りと張って番終わり。

②トップで引いたパルキアをベンチに置いて回収ネットでメッソン回収して、パルキアを進化手張りボスでアルセウスに140ダメージ。ズル。相手、博士の研究から進化させてスターバースを使い白馬とアルセウスを裏に置き殴られずに終了。

③マリィを使用して前のアルセウスを倒す。アルセウスが進化してメロンを使用するもダブルターボ引けずに番終了。

④ジメレオンをシューターインテレオンに進化して博士の研究を使ったらやまびこホーンとたねポケモン2体を引いたので260+クイックシューターでアルセウスを倒す。白馬バドレックスが進化して番終了。

⑤ボスの指令で裏のアルセウスを倒して勝ち。

 ズルみたいな動きしまくって勝った。

 

・2戦目 うらこうさくアルセウス 両負け(先攻)

①メッソンスタート。裏にメッソンとパルキアを置いて番終了。相手マナフィスタート、後ろにアルセウスイベルタルを置いてマナフィに手張り逃げでイベルタルを差し出して番終了。

②細かい動きは忘れたけど博士の研究使ってパルキア進化させて手張りして番終了。相手崩れたスタジアムを出しながらアルセウス2体目出してアルセウスに手張りして終了。

③手張りでジメレオンを逃してスターポータルを使用。ボスの指令でエネの付いたアルセウスを呼び出して220ダメージで倒す。相手スターバースを使ってメロンとダブルターボでトリニティノヴァ。

④ここでプレミゴミ太郎(1)が炸裂。インテレオンのうらこうさくでボスを持ってきて裏の進化してないアルセウスを倒そうとしたら山にボスがなかったので、手帳と回収ネットを持ってきて手帳でボスを戻してから回収ネットでボスを拾おうとしたのに手帳でボスを戻す前にうらこうさくを宣言。おまもり付きアルセウスにとっておきたかったベルトとやまびこホーンを持ってきて290ダメージで前のアルセウスを突破。相手、雪道ツツジで手札をを流しながらお守りアルセウスで前のパルキアを突破。

⑤博士の研究が手札に来たので使用して前のアルセウスに攻撃。相手はチェレンで回収して裏のインテレオンに手張りしながら再びパルキアに攻撃。この時、裏にアルセウスVを出してこなかった。

⑥ここのターンで最大のプレミゴミ太郎をかます。この時の思考が、

・前のアルセウスを倒せないかつ、裏でインテレオンが準備されてるため、最悪またチェレンで逃げられてサイドが並ぶことをサイドをだいぶ先行していただけに怖すぎて素直にパルキアで殴る選択肢を怖がってた。

・また、前のパルキアが突破されると後ろにいるパルキアがまだ進化していないかつ、しんかのおこうがもうないため次のターンきパルキアで殴る選択肢を取れなくなる可能性を危惧。

 ここの思考してるあたりで思考がだいぶ爆発しかけてる。

 ここで自分が取った選択肢が

「メロンで前のパルキアにエネを貼って逃して1エネ付いたパルキアVSTARを温存しつつインテレオンでアルセウスにダメージを刻む。」

でした。これがプレミの決定打。思考大爆発。

 逃してから、もしパルキアがボスの指令で倒されたらインテレオンの120ダメージではお守り付きアルセウスを次のターンに倒せず、こちらが勝負を決めに行けないことに気が付きました。時すでに遅く、クイックシューターを回収ネット込みで次のターンと合わせて3回しか言えず120×2+20×3=300の10足りないお化けに取り憑かれるハメに。

 黙ってメロンでエネを裏のパルキアに貼って前のパルキアでそのまま殴ってインテレオンのダメージ圏内に入れておけば良かったと後悔。

 流石に相手はこのチャンスを逃さず裏のパルキアをボスで倒す。

⑦このミスをどう挽回しようか考えて

・裏のマナフィクイックシューター当てながら裏のジメレオンをボスで呼んで倒して次のターンにアタッカーを準備できなくてもサイドを取り切れるようにする

を考えたけど相手のトラッシュに回収ネットが1枚しか落ちてなくて断念。そもそもクイックシューターを4回使えなかったはず。マジで頭バグってた。

 勝ち筋はボスで裏のジメレオン倒してうらこうさく使えなくして次のターンにトップでツツジ引いてツツジからエネを引いてパルキアに手張りしてからお祈りするしかなかった。これは負け試合だなぁって思った。

 技宣言をして番を終えたあたりでタイムアップ。残り時間のコール全然聞いてなくて試合時間終了と聞いて一瞬思考が止まって、直後に完全にやらかしたと悟った。

 相手もパワフル無色エネが2枚付いたアルセウスを作ったけどお守りが付いたパルキアを結局突破できずにそのまま両者負け。

 負け方としては1番最悪な負け方をかましてしまったので本当に終わりだと思った。

 トナメ上がりがだいぶ遠くなってしまったように感じた。

 

なみのりピカチュウ アルセウス ×(先攻)

 これは俺の経験側なんですけど、プレミとかで負けた次の試合って不利マッチ踏むんですよね。

マナフィパルキアしかおらずボールもなし。サポもツツジのみ。エネはある。マナフィ前に置いてパルキアに手張り番終わり。相手はメッソンスタートでアルセウスピカチュウを並べてクイボで切った水エネをメロンでアルセウスVにつけながらメッソンに手張りしてどんどん呼ぶ。動き強すぎて泡吹いた。

パルキア進化して手張りして終わり。相手はメッソン逃してスターバースから順当にトリニティノヴァ。

③トップレベルボールでメッソンをベンチに置きながらあくうのうねり。アルセウス逃げてピカチュウの技でパルキアきぜつ。

④うらこうさくでクイボからパルキアベンチに出してツツジ。ベンチにメッソンとパルキアを置いて終わり。次の番に月光手裏剣でピカチュウにダメージ乗せてからパルキアで倒すプランしかないかなと考えてた。相手、うらこうさくからボスの指令で後ろのパルキアを倒す。残りサイド一枚になりもうあとがない。

⑤ボスでエネがついてないアルセウスを縛ってシューターであくうのうねり圏内に入れてからまたボスで呼んで突破するしかプランがなかったのでそれを通すことに。相手はエネをアルセウスに手張りして博士の研究を使用して終了。

⑥マリィを使用して再びシューター2回、お守りが付いていたので次のターンにやっとパルキアの圏内になる。しかし、エネを貼られてアルセウスに逃げられてパルキア倒されて終わり。

 

ここでもうトナメ上がりは絶望的で辛くなっていた。6回戦まで有れば4-2でなんとかならなぁかなぁの気持ち。

 

・4回戦 ミュウ ×(後攻)

じょーさん君。家でやれ案件発生。

ここで予選は五回戦で終了することをアナウンスされ意気消沈。あとはもう負け越さないように頑張るしかないなとなった。

①VIPパス3枚同時に見せつけられて泡吹いた。ダブルターボもミュウに付けてブンブン丸だった。俺はパルキアスタートからクイボとレベルボールでパルキアとメッソンを並べて番終わり。

パルキアには目も暮れずボスで裏のメッソン狩られた。目の前が真っ暗になった。トップバケツで前のパルキアに手張りしながら2体のパルキアを進化させて番終わり。

カミツレ手張りメロディアスエコー280ダメージでパルキアきぜつ。トップバケツでパルキアに手張りスターポータルであくうのうねり。

④ベルトとタブレットをたくさん見せつけられながらメロディアスエコー。

 

ポケモンカードできんかった。

 

 

ドガスゲンガー ◯(先攻)

むらくんの彼女さんだった。もうなにもかかってない卓なので共通の知人の話をしながらスタート。

パルキアスタート。裏にメッソンおきながらパルキアに手張りして終了。相手ゲンガースタートで風船で逃して後1かくせい。

パルキア進化手張りから博士の研究。バンドが強かった。そのまま2体追加で盤面に並べてあくうのうねり140ダメージ。相手ゲンガーにエネ貼って終わり。

③特に何をするでもなくあくうのうねり。相手はゲンガーでくろいまどろみ。ねむりチェック表。

④あくうのうねりでゲンガー気絶でベンチアウト。

 

 今度は相手がポケモンカードできてなかった。これもまたポケモンカードなのかもしれない。

 

 

 

 ということで今回のシティは2-3の負け越し。で終わり。JCSが抽選で通らなければ今シーズンのポケカはしばらくオフになります。

 

 多々、反省が多いシティリーグ になってしまいました。来シーズンまでにはデッキとの向き合い方と思考の整理の仕方を身につけてポケカに励んでいきたいと思います。

 色々考えるデッキ使うと思考爆発するからやっぱ火力で押し切るデッキがいいのかもしれない。

 

とはいえJCSは出たいのでゲームで出場権を獲得狙います。あとバトルマスターも出たいので来月はゲーム三昧になるかもしれん。

 

終わり。

 

 

 

 

パルキアの構築についてなんか知った風な考察書いたけど、見当違いのことめっちゃ書いてそうで怖い。