「わるい子マリィちゃん♡」を読んで

はてなブログで初めて書きます。

 

今回は中学生ぶりの読書感想文としてわるい子マリィちゃんについて書いていこうと思います。
よく読書感想文ではあらすじだけつらつら書いて最後気持ち程度の感想を書いて終えていましたが、先生がそれじゃ良くないと言っていたのでそこに留意して書いていきたいと思います。

 

  • はじめに

 まず、「わるい子マリィちゃん♡」とはなんぞやというところから書いていきたいと思います。

 「わるい子マリィちゃん♡」とは雷神会という同人サークルが2019年の冬コミで出した同人誌です。ポケットモンスターソード・シールドに出てくる主人公のライバルである女の子のトレーナー「マリィちゃん」を主として書かれた18禁の同人誌で、独特なセリフ回しや演出によってTwitterで大きな反響をよびました。
 これによって多くのオタク達が現物を手にしようとこぞって購入し始め、あらゆる同人誌取り扱い店から一瞬にして姿を消した代物です。

 現在は第2版がで出回っていて、同人誌に重版がかかるのは壁サーばりの大人気作家でないと中々あり得ません。ましてや18禁同人誌でこれは異例であると言えます。

 そんな激レア同人誌を後輩たちがEPCの帰りに入手し、なぜだかわかりませんが我が家で保管することになりました。(この間、親が来るときに危うく出しっぱなしにするところだった。)

 

  • 本作品の大まかな内容

 薄い本なので内容と言えるほどの内容はありませんが新米エール団員である男の子がマリィちゃんとおセッ久するお話です。

 エール団員である自分からして、本作品のマリィちゃんはだいぶ解釈違いでありますが今回のブログではそこについては言及しないこととします。

 

  • 解説

 本題です。
 この作品での最大の見どころともいえる独特な描写について自分の所感を描いていきたいと思います。

 まず、1ページ目のセリフから

 

マリィ「ほーら、なんでもしてあげるけん、やって欲しい事言うてみ…。」
新米「あの…、その…。」
マリィ「じれったかねー。青少年の希望って〇ェラが定番じゃん。」

 

筆者は童貞なので青少年の定番を存じていませんでした。〇ェラって定番なんですね。
やってもらったことないんでわかんないですけど。

 

2ページ目の移りたいと思います。

マリィちゃんが男の子ち〇ちんをパンツ越しにいじりながらの一言

 

マリィ「はぁあ~童貞の香りが立ちこめてくるわ」

 

童貞って特有の匂いを発することも知りませんでした。
童貞バレしないように気を付けたいと思います。おすすめの香水かなんかあったら教えてください。

さらにパンツを脱がしながら

 

「皮剥いて~♥亀〇を出して~♥つまみ喰い♥」

 

マリィちゃんが楽しそうで何より。
Twitterで見たけどここの部分なんとか音頭って名前付いてた。

(追記)※ここが五七五になっていることが発覚したので載せておきます。

 

つ 亀 皮
ま 頭 剥
み を い
喰 出 て
い し 
  て

 

季語は亀頭、和の心を感じる

 

 

次に4ページ目

手こきをされ絶頂に達したシーン

 

マリィ「あはぁッ!一発目濃いの出たぁーッ!」
新米「うぐッ」
マリィ「間髪入れず追い〇ェラ~♥」
新米「あ”ひっ」

 

とても滑らかに追い〇ェラに移行しましたね。思わず男の子も悲鳴を我慢できていないようです。
童貞に休む暇を与えない、まさにわるい子。

あとその次のセリフで

 

「んふふ…先刻(さっき)より柔らかくなっとぉ…。」

 

「先刻」に「さっき」とルビをふるのは何故?
カッコよさげなシーンとかキャラとかがようわからん漢字にそれっぽいルビふるのはあるけど、なんでちんちん舐めながらカッコつけてしまったのか。

 

5ページ目

69をしようとしてマリィちゃんがお股を男の子に見せたシーン

 

「いやらしい?それともキモい?」

 

「キモい?」って聞き方ある?
「変じゃない?」みたいなのはめっちゃ見たことあるけど、なんかもっと言い方ある気がするよ僕は。

 

そして、話題となった極めつけのあのシーンが出てくる8・9ページ目

 

新米{マリィさんは連続3個の玉(ボール)を出産した…}

 

今世紀最大の難文書である。
ビーダマン、連続ブレイズボール、多くの異名を欲しいままにしたこのシーン。
ここの部分についてどういったシーンかと知らない人に聞かれてもモンスターボールを三個連続で出産したとしか言いようがない。
マリィちゃん曰くアイテムの隠し場所らしい。
そしてこのボール、なんとこの先の展開で1回も使われないのである。
なんのための出産シーンだったのか本当にわからない。
この同人誌内において全くもって意味がなさすぎる設定なのでもはや公式設定だったのでは?どこかでこの設定が生かされている場面があったのでは?とすら思わせる。

 

ここだけにとどまらず10・11ページ

いよいよおセッセをするというときに男の子が自分の粗チ〇を嘆いていた時のこと

 

マリィ「大丈夫よ!」
男の子「あうッ!」(唐突にち〇ちんわしづかみされる)
------ダイナックスーーーーーー

 

ダイナックス??????
作者エアプか????????
この部分を見たとき、マリィの解釈違いを我慢していたのに本家エアプ説が浮上してきて単純にふざけるなと思ってしまった。
後にボンから著作権引っかからないための伏字としてダイナックスにしたんじゃないかという話を聞いて納得した。

 

ここからは普通におセッセするわけだけど、まあ迷言めいたセリフが4個とか5個あるからどんなセリフがあるのかはその目で確かめて欲しい。

 

そしてことを終えたところでマリィちゃん

 

戻 元 お
っ の ち
た サ ん
ね イ ち
  ズ ん
  に

 

美しい五七五、季語はおちんちん。
風情を大事にしているのは評価点高い。
たぶん200年後の国語の教科書に載る。

 

最後のコマでは

 

「ボール…、私の膣(なか)に突っ込ンで♥」

 

遊んだ後はちゃんとお片付けができるのも偉いですね。むしろ良い子。

 

 

  • まとめ

18禁の同人誌をここまでちゃんと読んだことがありませんでした。
ビーダマンやダイナックス等の大きな印象を与えるシーンから話題になった本作品ですが、読めば読むほど違和感の塊のような作品でした。まともなセリフしかないページはマジで一つもないネタの宝庫、それが「わるい子マリィちゃん♡」という同人誌なんだと僕はこの本を読んで感じました。

第三版が出るのではないかと噂されているのでもし読む機会があれば一度手に取って頂ければと思います。

 最後にマリィちゃんの考察で一番笑った完全一致画像を載せて閉めたいと思います。

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初めての記事がこんなんでいいのか…。